総会の翌日、地元の内田美津江さんの畑を皆で見学しました。内田さんは長年一緒に農業をやってこられたお父様を亡くし、現在はご主人と二人で農作業を行っています。最近息子さんが手伝ってくれるようになったそうですが、たくさんの種類の野菜をやっているので、忙しくて大変です。
生姜の畑へ行くと葉っぱが真っ白に染まっていました。これは最近石灰をまいたからだそうです。趙先生が「なぜ石灰をまいたのですか」と尋ねると、「この時期にいつも親父さんがまいていたからです」と内田さんが答えました。「収穫前のこの時期は、熟期促進の処理をしなければなりません」と指摘しました。
人参の畑では、何本か抜いてみてみました。「この時期では、ちょっと葉っぱの色が濃いようです。」と指摘しました。「この人参も仕上げの熟期促進処理をすれば、糖度もあがって味がよくなりますよ」とのこと。内田さんが一生懸命メモをとりながら「もう一度栄養週期から勉強しなきゃいけませんね。」と言ってました。
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ここに長期保存のものと、少しずつ取り出すものと区別して保管します。生姜はこの保管方法が大事です。温度と湿度管理がうまくいかないと腐らせてしまいます。長年の知恵があるようです。
他に、サトイモ、ネギ、キャベツ、豆など多彩な野菜畑を見学しました。野菜をセットで宅配もしているので、色々な野菜を作るのでしょう。消費者は喜ぶでしょうが、管理が大変だなと思いました。
見学が終わった後、お昼ご飯は内田さんがお弁当を作ってくださいました。野菜はほとんど内田さんの畑で出来たものです。お米も陸稲で作っているそうですが、水稲に劣らずとてもおいしかったです。熱い豚汁も用意され、いたれりつくせりの歓迎に一同感謝です。趙先生、奥さん、娘さんも喜んでいました。