まず、天恵緑汁の仕込みです。準備された、ヨモギ、クレソン、タケノコで仕込みました。黒砂糖が25㎏なので、カメの大きさ等も考え、ヨモギは5㎏、クレソンは5㎏、タケノコは15㎏仕込みました。黒砂糖は以前、材料の重量の三分の二が基準でしたが、現在では同量使用します。
次は漢方栄養剤の仕込みです。事前にビールでふやかし、黒砂糖で発酵させた当帰、甘草、桂皮及び、ニンニク、生姜に焼酎(35度のホワイトリカー)を注ぎました。
次は水溶性カルシウムの仕込みです。有精卵の殻を細かく砕いて、フライパンで炒ったものを準備し、玄米酢の投入しました。そうすると卵の殻が玄米酢の中で上に上がったり、下がったり反応を始めます。だんだんぶくぶくと泡が沸いてきます。去年仕込んだものも展示されましたが、殻がもうほとんど無くなって下の方に残っている程度です。
田主丸自然農業研究会は昨年の趙漢珪先生の講演会をきっかけに設立され、池尻和守さんが会長です。講習会の後、池尻さんの巨峰ハウスは訪ねました。すると、写真のようにりっぱな巨峰が実を実らせていました。その中で仕込まれて、散布された土着微生物が床に白く広がっていました。