明日25日より自然農業畜産専門講習会を受講するため、韓国へ行ってきます。日程は3泊4日です。養鶏・養豚・繁殖肥育牛についての講習で、韓国自然農業協会の本部でもある自然農業生活学校で開かれます。
今回受講する事になったのは、自分自身の勉強の為はもちろん、日本の畜産農家の「飼料問題」の解決のヒントを得たいという事、さらに自然農業の畜産に関する単行本の原稿の為でもあります。
写真は韓国で使用されている教科書です。上が養鶏と養豚、下が韓牛の繁殖・肥育の教科書です。事前に韓国から送ってもらいました。
以前、日本で畜産専門講習会を開くために翻訳した教科書はありますが、希望者が少なくて開催できないまますでに10年以上たっています。新しい資料や情報を盛り込んで教科書を作り直す必要もあります。
また、当時は牛の方は含まれていませんでした。牛は飼料の自給を考えると、かなり広い面積が必要なので、自然農業の理想形態からは外れるので、あまり薦めない、というのが趙先生の立場でした。しかし、その後、牛を飼っている会員農家からの要望もあり、自然農業式の牛舎も設計され、専門講習会も開かれるようになったそうです。
昨年11月済州島で開催された自然農業の国際大会のときには、金炳杉さんという繁殖牛農家を見学しましたが、牛舎は発酵床になっていて臭いもなく、牛がとても健康に育っているのを見せてもらいました。なんとオスメス産み分け法もあって、90%メスを生産するのに成功しているとか。
ともかく、あのでかい牛が一日にする糞尿の量はものすごいものです。それが土着微生物の働きで床はきれいなものです。牛の皮膚もツヤツヤしていました。済州島ではオガクズが手に入りにくいそうです。そこで金さんは、土着微生物④番を床の土と混ぜるだけで発酵床を作っています。月に何回か、小さなパワーショベルで攪拌作業を行っています。改めて土着微生物のパワーのすごさにびっくりしました。
3月7日~9日にはその牛舎も含めて、養鶏、養豚も見学できる視察ツアーがあります。また、このブログでも報告いたします。
今回受講する事になったのは、自分自身の勉強の為はもちろん、日本の畜産農家の「飼料問題」の解決のヒントを得たいという事、さらに自然農業の畜産に関する単行本の原稿の為でもあります。
写真は韓国で使用されている教科書です。上が養鶏と養豚、下が韓牛の繁殖・肥育の教科書です。事前に韓国から送ってもらいました。
以前、日本で畜産専門講習会を開くために翻訳した教科書はありますが、希望者が少なくて開催できないまますでに10年以上たっています。新しい資料や情報を盛り込んで教科書を作り直す必要もあります。
また、当時は牛の方は含まれていませんでした。牛は飼料の自給を考えると、かなり広い面積が必要なので、自然農業の理想形態からは外れるので、あまり薦めない、というのが趙先生の立場でした。しかし、その後、牛を飼っている会員農家からの要望もあり、自然農業式の牛舎も設計され、専門講習会も開かれるようになったそうです。
昨年11月済州島で開催された自然農業の国際大会のときには、金炳杉さんという繁殖牛農家を見学しましたが、牛舎は発酵床になっていて臭いもなく、牛がとても健康に育っているのを見せてもらいました。なんとオスメス産み分け法もあって、90%メスを生産するのに成功しているとか。
ともかく、あのでかい牛が一日にする糞尿の量はものすごいものです。それが土着微生物の働きで床はきれいなものです。牛の皮膚もツヤツヤしていました。済州島ではオガクズが手に入りにくいそうです。そこで金さんは、土着微生物④番を床の土と混ぜるだけで発酵床を作っています。月に何回か、小さなパワーショベルで攪拌作業を行っています。改めて土着微生物のパワーのすごさにびっくりしました。
3月7日~9日にはその牛舎も含めて、養鶏、養豚も見学できる視察ツアーがあります。また、このブログでも報告いたします。