池尻さんが準備した土着微生物③番(元種)にさらに米ぬかを混ぜて拡大培養します。実際は何日か発酵させて完成ですが、講習会では出来たと仮定して、続けて土着微生物④番の製造に入りました。
土着微生物③番と土を1対1で混合しますが、その土の1はブドウ園の土0.5と赤土0.5です。1反の畑に150kg④番をやるためにはそれぞれ75㎏ずつ混合することになります。はかりで計るわけにはいかないので、バケツでだいたいの量を合わせました。
しかし、混合してみると土自体の水分が多かったのか、握ると固まってしまいます。しかたがないので、水分調整のためにさらに米ぬかを2袋混ぜました。
この写真は池尻さんの奥さんが、土着微生物の③番を仕込んでいるときに、一部を苗床にまいたものです。三日くらい前だったそうですが、覆いをとるとごらんの通り、真っ白に繁殖していました。
ただし、出たチンゲン菜の芽の葉先が白くなっているのがありました。やはり土を混ぜて発酵の終わった4番でないと障害が出るようです。
しかし、土着微生物が実際に繁殖しているのを初めて見た人も多く、参考になりました。
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