1月15日 熊本県青年会館で開かれました。熊本を中心に九州各地から16名の参加でした。案内は74通送ったのですが、ちょっと少なくて残念でしたが、作本さん夫婦、新田九州男さん、澤村輝彦さんなどの実践報告を中心に、自然農業の成果が話され、内容の濃い集会が出来ました。
地方公務員の桑田さんは、昨年基本講習会を受講、今年定年を待たず退職して就農するとのこと。自然養鶏を始めたいそうです。お父さんと一緒に親子で基本講習会に参加した福岡の三ケ島さんも今回はお父さん、お母さんも参加され、やはり畑だけでなく養鶏を始めたいその事。九州にはまだ本格的な自然養鶏をやっている人はいませんが、鹿児島の東谷さんが現在50羽飼っていて、養鶏の話がひとしきり話されました。
現在、例のバイオエタノールの影響でトウモロコシや大豆が高騰し、大変です。遺伝子組み換えフリーであろうと、なかろうと状況は変わらないそうですから深刻です。
今後はさらに自給のえさの開発が重要になりそうです。愛媛の泉精一さんはトウモロコシをやめ麦や米に替えました。黄身がやや白っぽくなりますが、消費者に事情を説明して納得してもらってるとのこと。みかんも栽培しているので、そのジュースを絞ったカスはえさにならないか尋ねたところ、色味にはいいが鶏があまり好まないそうです。乾燥させて粉にするとか、他の材料と合わせて発酵させるとか、工夫が必要のようです。
自然養鶏の専門研究会運営委員でもある瀬戸哲夫さんによると、黄身の色付けにはカボチャとサツマイモが最高!との事。畑のある人は青草の少ない冬場に備えて準備したらどうでしょうか。
集会で出たおもしろい話はまだまだありますが、本日はこれまで。写真がなくて残念。今後は写真を必ず撮るようにします。
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