土着微生物で連作障害なしの枝豆畑
6月25日は山形県鶴岡市の志藤正一さん宅を訪ねました。志藤さんは自然農業に取り組んで十五年になります。まず、枝豆の畑です。志藤さんは枝豆を80aやっています。周囲の農家では枝豆は連作障害が出るので畑を移すそうですが、志藤さんは豚舎から出る堆肥や土着微生物のボカシ肥をやっているせいか、連作障害はないそうで、毎年同じ畑で作っているそうです。収量も一般と同じくらいあるし、何よりも味がいいのがうれしいとの事です。(後で昨年の枝豆を冷凍したものを試食させていただきましたが、本当においしかったです)
写真はボカシ肥をまく機械で、根元にうまくまけるように志藤さんは工夫したそうです。韓国の方は収量や販売価格に関心があるようで質問していました。
合鴨と冬期湛水で抑草
次は田んぼです。志藤さんは4.8ha.の田がありますが、除草は合鴨と冬期湛水法の二種類を交互に行っています。合鴨は韓国でもよく行われているので知っているようでしたが、冬期湛水法はあまり取り組まれていないようで、初めてその田んぼを見た人も多かったようです。
趙先生に言われ、合鴨田の稲を抜いて根っこを見ました。細かい根が一杯出ていました。
写真のイネは冬期湛水の田んぼです。冬期に水をはり、田の土にとろとろ層を作ることによって雑草を押さえます。去年の切り株のすぐそばに田植えをします。不耕起田のイネは草もなく、分けつもしっかりして丈夫なイネになっていました。
趙先生に言われ、合鴨田の稲を抜いて根っこを見ました。細かい根が一杯出ていました。
写真のイネは冬期湛水の田んぼです。冬期に水をはり、田の土にとろとろ層を作ることによって雑草を押さえます。去年の切り株のすぐそばに田植えをします。不耕起田のイネは草もなく、分けつもしっかりして丈夫なイネになっていました。
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