谷城郡内の実践ほ場も色々見せていただきました。最初はメロンハウスです。奥さんのパク・キナムさんが説明してくれました。ここでは、収穫後にイネを育て土つくりをします。すると、病気になりにくくなったし、味が良くなったといいます。また、今年は日本で使用されていると聞いて「クロタラリア」を植えて、イネと比較しているそうです。
クロタラリアは豆科の一年草で、サツマイモなど根菜類のネコブセンチュウ対策に効果があるそうですが、キュウリ、メロン、トマトなどの果野類にも効果があり、日本の有機栽培農家で最近注目されているコンパニオンプランツです。
パクさんが「日本ではメロンは小さいものが好まれますが、韓国では大きいものがいいのです」と言います。メロンは8キロの箱に入れますが、それに4個入ったものが320箱、3個入りが830箱、2個入りが130箱収穫したそうです。
休憩用のハウスで、さっそく試食させてもらいました。 実物を見て、その大きさにびっくりです。3個入りのものをいただきましたが、大きい、大きい! 確かに、こんなに大きいと日本では買いにくいかもしれません。でも切ってもらっていただくと、甘くでおいしい! しかもエグみがなくて、さっぱりしているのです。
もちろん8月でしたから暑くてのども渇いていました。そこへジューシーなメロンをいただいたので、おいしく感じたということはあると思います。でもすごくおいしいのです。。
ハウスの奥さんがつぎつぎ切ってくれるメロンを次々食べて、食べて、もっとほしい! という感じです。
こんなおいしいメロンは初めてです。
農薬はウドンコ病対策で、石灰硫黄合剤を使用します。散布のとき小麦粉を混ぜて散布するそうです。
ともかく、土壌基盤造成が大事とのことです。イネやクロタラりアを刈る前に、土着微生物4番と基盤造成液を散布しておき、刈ってロータリーをかけた後定植します。
これで、一年に3回作っても大丈夫との事です。
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