土屋喜信氏のほ場見学
6月17日、千葉県勉強会がありました。横芝駅前に集合し、まず土屋喜信氏のほ場を見学しました。小高い丘の上にある畑にナスが栽培されていました。品種は「千両2号」。面積は8畝です。
土屋さんは同じほ場に連作はしないそうです。このナスの畑も3年に一度だそうです。昨年はソルゴーを植えていたそうです。「手が足りないから」との事ですが、輪作体系でゆっくりと自然農業栽培を実践しているようでした。
マルチとして敷いてしるのはコーヒーの袋です。隙間もあるし、コーヒーの香りに虫の忌避効果も期待できるそうです。
たいていの病気や虫は天恵緑汁と玄米酢、もみ酢、唐辛子の焼酎液などの散布で大丈夫だそうですが、ナスナガスネトビハムシに少しやられていました。この虫は小さな粟粒くらいの虫で、チッ素分が少ないと出やすいそうです。
肥料はワラ、落ち葉、モミガラ、鶏糞を土着微生物で醗酵させたボカシ肥を定植前に施したそうです。
ナスの間にコンパニオンプランツとして枝豆や落花生を植えていました。
畑の入り口にはソルゴーが植えてありました。これは防風のためでもありますが、虫除けの効果もあるそうです。
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