2009年6月29日月曜日

千葉県勉強会がありました(3)

若い力が加わりました 宮崎憲治さん



 次に移動して銚子の宮崎憲治氏のほ場を見学しました。ハウスでトマトを栽培しています。最近宮崎さんはお父さんを亡くされ、農作業が大変だそうですが、二番目の息子さんが一緒に農業をやるようになったそうです。若い力に期待が持てますね。
 販売は有機農産物の宅配会社「らでぃっしゅぼーや」に出荷しています。







 トマトの品種は「麗香」。色も良く、実がしっかりしています。病気にも強いそうです。


 今年の冬、あまり寒くなかったせいで、ボトと呼ばれる灰色カビ病が出て困っているそうです。伺ったときは、奥さんと息子さんが葉を取る作業をしていました。葉先が枯れると、そこからボトが入るそうです。ボトが入るとボトボト実が落ちてしまう、という事でボトと呼ばれているそうです。




 玄米酢の散布で進行はだいだい押さえられたとの事でした。








 隣のハウスはそれほどボトは入っていませんでした。ハウスの環境で全然違ってくるそうです。

 さっそくトマトを試食させていただきました。瑞々しくて、とてもおいしかったです。






 宮崎さんは珪酸カルシウムを散布し、第一PK,第一PCaも散布したそうです。葉面散布は午前中に終わらせる方が良いとの事です。夕方行って、夜まで水滴が残っていると、病気の原因になるそうです。




見学が終わった後は八日市場の居酒屋で交流会をしました。次々とおかずが出されてびっくり!食べきれない程でした。
 皆さんお疲れ様でした。

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