2011年3月21日月曜日

泉精一さんが農水大臣賞を受賞しました




 環境保全型農業推進コンクールで
  泉精一氏が農水大臣賞を受賞しました!



 去る3月16日、岡山市のメルパルクにおいて第16回環境保全型推進コンクールの中国四国地域内の受賞者に対する授賞式が行われ、当協会の前会長である泉精一氏が優秀賞を受賞しました。
 下の写真は表彰状と共に授与された記念の盾を持つ泉さんです。

 今回のコンクールには全国の69の農業者や団体から応募があり、農水大臣賞には8点が選ばれ、その他優秀賞20点、奨励賞19点、特別賞4点が選ばれています。この日は中国四国地域の農水大臣大賞の泉精一氏ほか、優秀賞3団体、奨励賞2団体が受賞しました。



 午後からは中国四国地域環境保全型農業フォーラムが開催されました。岡山大学准教授の岸田芳朗氏の総評のあと、泉さんの「有機農業35年~ゆうきで地域・島おこし~」と題した講演がありました。



 パワーポイントでみかん園や鶏舎を紹介しながら、泉さんがこれまで歩んできた農業への取り組みが発表されました。改めて、泉さんのこれまでの努力や成果を知ることができました。






 その後、岡山市でブドウを栽培している上松美智夫氏による「ブドウにおける有機栽培技術の可能性にかける」という基調講演を行いました。上松氏は長年有機栽培によるブドウの生産を行っており、その中で皮ごと食べられるセトジャイアンツという品種も作り出し、数年前からはジベレリン以外の農薬や化学肥料は使わないで栽培しています。残念ながら当協会の会員ではありませんが、土着微生物を利用した肥料をやり、電子水やアルカリイオン水なども活用して優秀品を生産しています。




 その後、発表者を交えたパネルディスカッションが行われ、環境保全型農業を定着させるためにはどうすればよいか、また行政などに望む事などについて意見が交わされました。