2011年8月30日火曜日

農産物直売所「ぶどう畑」を訪ねました













 8月29日、福岡市南区にある農産物直売所の「ぶどう畑」を訪ねました。お店のある場所に近づくと、「ぶどう畑」の看板とぶどう棚に気づきます。ここは元ぶどう畑だったそうです。













 駐車場は30台も停められるスパースがあり、お店の横には畑とハウスがあります。この畑で出来た野菜もお店で販売しているのです。ほんとうに「直売」ですね。















入り口の横にタマネギが干してありました。農家の庭先のような演出です。








 店の中へ入ると、コンテナに野菜が並べられ、奥には肉や豆腐などの冷蔵ケース、壁際はソースなどの調味料が並んでいます。右手奥では、店長みずからが仕込んだ梅酒がおしゃれなビンに入れられて販売されています。










 ここは、農家の女性6人(現在は4人)が集まって、都市の中の農場をまもろうということで作られた農産物の直売所です。基本的には農家からの委託販売ですが、一部仕入れているものもあります。ここでは惣菜コーナーも人気で、野菜の煮物や和え物が売られていますが、一番人気はかしわ飯だそうです。野菜の売れ残りを出さないようにする工夫でもあるんですね。



































 今回は、ここに「いきいき五島」というグループで野菜を収めている五島の木場義博さんの案内で訪問しました。説明をしてくださったマネージャーの江頭さんが五島に親戚の方がいて、そのご縁だそうです。江頭さんの説明によると、ここには従業員が29名! 惣菜作り、販売担当はパートタイマーで、社員は5名、農場担当が2名。年間売り上げは約3億だとか。


写真は、左から店長の新開玉子さん、木場義博さん、マネージャーの江頭さんです。


 どうして「ぶどう畑」は繁盛しているんでしょうか? お客さんが又来たくなるようなお店作りに力を注いでいます。商品のポップもステキです。直売所に求める鮮度も感じられます。元気な店長さんがその象徴かもしれません。二階のスペースで料理教室を開いたり、畑では農業塾を開き、年間を通して農作業が学べるようになっていたり、活発な活動が行われているのもその一つでしょう。ここでは農産物を販売するだけでなく、「食」と「農」を通して都市と農業の交流をはかっているのです。

2011年8月28日日曜日

無農薬のライ麦の種



 ライ麦の種が必要な方はお分けします。金沢の能崎幸房さんが昨年植えたライ麦を、今年収穫して天日干しした種です。


 自然農業では、土作りにはライ麦が一番良いとされています。しかし一般的に市販されているライ麦の種は殺菌剤でコーティングされています。そこでなんとか自家製の種を採取できないものかと思っていたのですが、今回能崎さんのご協力で少量ですが出来ました。




「まだ本格的に育種して、採取したものではないので発芽率がどれくらいか分かりません」とのことです。研究中ということでご了承ください。能崎さんが昨年植えたのはタキイのライ太郎という種です。男分けできるのは全部で30㎏です。必要な方は事務局にお申し込みください。


ライ麦の種 1kg 800円 送料 実費


 尚、事務局では今後もライ麦の種の自家採取をしてくださる方を募集します。ご協力いただける方はご連絡ください。

山形のだだちゃ豆







山形のだだちゃ豆です。鶴岡市の志藤正一さんが送ってくださいました。



袋は庄内協同ファームのロゴマークが入っていてかわいい!





枝から取ってあるので、塩でもんで洗ってゆでるだけで簡単です。300g入りです。





だだちゃ豆は独特の香りと甘みがあって、とってもおいしいです!










志藤さんによると、昨年の猛暑の影響で、種の質があまり良くなく、さらに今年の天候の影響もあって収量が少なかったそうです。貴重なだだちゃ豆をありがとうございました。