2008年11月21日金曜日

自然農業全国大会で実践農家を見学しました(1)


 最初に訪問したのは不知火町の澤村輝彦氏の農場です。





澤村さんは仲間の農家と肥後あゆみの会という組織を作り、共同出荷するなど活動を行っています。








    まず土着微生物の元種やボカシを製造する倉庫の見学です。土着微生物の培養は床をコンクリートではなく土の上で行うことが原則です。大量に製造するには機械を使用するので、どうしてもコンクリートにしがちですが、嫌気性発酵に向かいやすく均等に発酵できない点が問題です。そこで澤村さんは倉庫を作るときに、培養する場所はコンクリートを使用せず、土のままにしました。













   天恵緑汁、漢方栄養剤などを製造するのはこの大きなカメです。澤村さんはトマトの栽培中、ほぼ3,4日に一度玄米酢とともに散布するそうです。














 トマトのハウスは苗を植えたばかりでした。














 自然農業では苗は穴を掘って深く植えるのではなく、ベッドに乗せるだけです。この方が根が健康に育つのです。







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